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中古のデリカD:5を見ていると、「中期」「後期」といった言葉がよく出てきますよね。『どこからどこまでが後期なの?』と迷う方も多いはずです。
結論から言うと、三菱 デリカD:5は一般に、ガソリン車だけの前期、ディーゼルが加わった中期、2019年2月のビッグマイナーチェンジ後の後期に分けて呼ばれます。ただ、三菱の正式な呼び方ではないので、型式と初度登録年月で見分けるのが確実です。
この記事を読むと、時期ごとの違いと、車検証で見分ける方法が分かります。
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前期・中期・後期はいつからいつまで?
まずは全体の区切りを表で見てみましょう。デリカD:5は2007年1月の発売から一度もフルモデルチェンジをしていないので、同じ世代の中の区切りになります。
| 呼び方 | 期間 | 型式 | 中身 |
|---|---|---|---|
| 前期 | 2007年1月31日〜 | DBA-CV5Wほか | 2.4Lガソリン+CVT。2WDは2.0Lも |
| 中期 | 2013年1月11日〜2019年1月 | LDA-CV1W | 2.2Lディーゼル+6速AT・4WD。ガソリンも併売 |
| 後期 | 2019年2月15日〜2025年 | 3DA-CV1W | 新しい顔、8速AT、尿素SCR、e-Assist |
| 後期2型・最新型などと呼ばれる | 2026年1月9日〜 | 3DA-CV1W | S-AWC、全幅1,815mm、3グレード |
『前期と中期の境目は?』と気になりますよね。よく使われるのは、ディーゼルが加わった2013年1月を境にする分け方です。
ただ、中期の間もガソリン車は売られ続けていました。そのため、2013年以降に登録されたガソリン車を「前期」と呼ぶか「中期」と呼ぶかは、人によって違うんです。
- 前期はガソリン車だけの時代(2007年1月〜)
- 中期はディーゼル(LDA-CV1W・6速AT)が加わった時代(2013年1月〜)
- 後期は2019年2月以降の新しい顔(3DA-CV1W・8速AT)
- 2026年1月の大幅改良モデルを「後期2型」と呼ぶこともある
- 呼び方はバラバラなので、型式と初度登録年月で見分ける
歴代デリカ全体の流れはデリカの歴代モデル一覧でまとめています。
型式の違い(CV5W・CV1W・LDA・3DA)
「デリカD:5の型式は?」と聞かれたら、時期によって答えが変わります。ここが一番大事なところなので、型式の読み方から見ていきましょう。
型式は「DBA-CV5W」のように、前の英字と後ろの英数字の2つに分かれています。前の英字は排出ガスの規制の区分、後ろのCV5WやCV1Wは車そのものを表す記号です。
| 型式 | 燃料・エンジン | 変速機 | 主な時期 |
|---|---|---|---|
| DBA-CV5Wなど | 2.4Lガソリン(4B12) | CVT | 2007年1月〜2019年 |
| CV2W | 2.0Lガソリン(4J11)・2WD | CVT | 2011年12月〜2019年 |
| LDA-CV1W | 2.2Lディーゼル(4N14) | 6速AT | 2013年1月〜2019年1月 |
| 3DA-CV1W | 2.2Lディーゼル(4N14) | 8速AT | 2019年2月〜現行 |
ガソリン車には、駆動方式やエンジンの違いでいくつかの型式があります。各型式とエンジン・駆動の細かな対応は、車検証の型式欄と当時のカタログで確かめておきましょう。
検索では「形式」と書く方もいますが、車検証の欄名は「型式」です。読み方は「かたしき」で、販売店でもこの言い方で通じます。
『LDAと3DAは何が違うの?』という声もよく聞きます。どちらもディーゼルのCV1Wですが、3DAは2019年2月以降の改良されたディーゼルで、AdBlue(尿素水)を使う尿素SCRと8速ATになっています。

見た目と中身はどう違う?
前期・中期と後期では、見た目がまったく違います。2019年2月のビッグマイナーチェンジで、フロントが大きく変わったからです。
- 縦型のLEDヘッドライトを使った新しい顔
- 8速ATと電動パーキングブレーキ
- 予防安全のe-Assistを採用
- 2019年1月以前のデザインの旧顔
- 6速AT(中期ディーゼル)またはCVT(ガソリン)
- e-Assistは無い
旧顔の方が好き、という方もいますよね。旧顔を新しい年式で乗りたい人向けに、顔を旧型風にするキットもあります。気になる方は角目(旧顔)キットの記事を見てみてください。
旧顔のガソリンとディーゼルを見分けるコツ
前期と中期は同じ旧顔なので、外から見ただけではガソリンかディーゼルか分かりにくいですよね。そんな時は、次のところを見てみてください。
一番手軽なのは、給油口のふたの裏や近くの表示です。「軽油」と書かれていればディーゼルです。エンジンをかけた時の音も、ディーゼルの方がカラカラとした音になりやすいです。
それでも迷う時は、車検証の型式を見ればはっきりします。CV1Wならディーゼル、CV5WやCV2Wならガソリン車です。
中期と後期のディーゼルを数字で比べる
同じディーゼルでも、中期と後期、さらに2026年改良モデルでは数字が違います。確かめられた範囲で並べます。
| 比べる点 | 中期(LDA-CV1W) | 後期(2019年2月〜2025年) | 2026年1月改良モデル |
|---|---|---|---|
| 最高出力・最大トルク | 148PS・360N・m | 4N14を改良 | 145PS・380N・m |
| 変速機 | 6速AT | 8速AT | 8速AT |
| 全長×全幅×全高 | 車検証で確認 | 4,800×1,795×1,875mm | 4,800×1,815×1,875mm |
| WLTC燃費 | 年式で確認 | 12.6km/L | 12.9km/L |
| 4WD | 電子制御4WD | 電子制御4WD | 電子制御4WD+S-AWC |
『数字で見ると、後期の方がいいことばかり?』と感じるかもしれません。ただ、中期のディーゼルにはAdBlueの補充がいらないという気楽さもあります。どちらが合うかは、乗り方と予算で決めて大丈夫です。
2026年改良モデルの数字は三菱公式諸元、2019年2月〜2025年の燃費は改良前後を比べたメディアの数字です。
旧型のサイズは年式で違うことがあるので、表に入れていません。中古車を見る時は、車検証の「長さ」「幅」「高さ」の欄で確かめるのが確実です。
後期の中でも年式で装備が違う
同じ後期(3DA-CV1W)でも、年ごとの一部改良で装備が少しずつ増えています。中古で後期を探す時は、ここも見ておきたいところです。
| 時期 | 主な変更 |
|---|---|
| 2019年11月21日 | 誤発進抑制機能(前進時)を追加、電動サイドステップを標準化(G・Mを除く) |
| 2020年12月10日 | 雨滴感応オートワイパー、ステアリングヒーターを採用 |
| 2021年12月23日 | ボディカラーの入れ替え |
| 2023年11月24日 | マルチアラウンドモニターを全車標準に |
『同じ2019年式でも違うの?』と思いますよね。実は、2019年2月の登録と2019年12月の登録では、付いている装備が違うことがあるんです。
例えば、マルチアラウンドモニターが欲しいなら、2023年11月以降の登録が目安になります。それより前の年式は、グレードやオプションで付いているかを一台ずつ確かめてみてください。
後期2型(2026年改良モデル)は何が違う?
2026年1月9日に発売された大幅改良モデルは、型式は後期と同じ3DA-CV1Wです。そのため「後期2型」や「最新型」と呼ばれることがあります。
『型式が同じなら、中身もほぼ同じ?』と思うかもしれません。実は、走りと装備はかなり変わっています。
- S-AWCを初採用し、ドライブモードはNORMAL・ECO・GRAVEL・SNOWの4つ
- ヒルディセントコントロールを追加
- ホイールアーチモールで全幅が1,795mmから1,815mmに
- 8インチカラー液晶メーター
- グレードをG・G-Power Package・Pの3つに整理
価格は、G 4,510,000円、G-Power Package 4,746,500円、P 4,944,500円です(2026年1月9日発売モデル・メーカー希望小売価格・消費税込)。
外から見て分かりやすいのは、タイヤの上のホイールアーチモールです。2026年改良モデルはこれが付いて全幅が広がっているので、横から見ると少しがっしりした印象になります。
後期(2019年2月〜2025年)と2026年改良モデルを見分けるなら、メーターがいちばん分かりやすいところです。8インチの液晶メーターなら2026年改良モデルです。
改良ごとの細かな変更は一部改良・マイナーチェンジの記事で追っています。
車検証とコーションプレートで見分ける
見た目で迷った時は、書類で確かめるのが早いです。手順をまとめておきます。
- 車検証の「型式」欄を見る(CV5W・LDA-CV1W・3DA-CV1Wなど)
- 車検証の「初度登録年月」を見る
- 3DA-CV1Wなら、2026年1月以降の登録か、メーターが8インチ液晶かを見る
- ボディカラーなど細かな仕様は、コーションプレートや販売店の記録で確かめる
例えば、販売店ではこう聞くと話が早いです。
「この車、型式と初度登録はいつですか?」
「3DA-CV1Wで、2020年の登録です。2019年の改良後のモデルですね」
コーションプレートには何が書いてある?
コーションプレートは、車体に付いている金属や樹脂の小さな板です。ボディカラーの番号などが書かれていて、塗装の補修や部品を頼む時に使います。
付いている場所は年式で違うことがあるので、取扱説明書か販売店で確かめてみてください。型式や車台番号を知りたいだけなら、車検証で十分です。

インテリアパネルなどの内装部品は、前期・中期と後期で形が違うことがあります。「デリカD:5用」とだけ書かれた部品でも、年式で合わない場合があるので、型式と年式で適合を確かめてから買いましょう。
中古で選ぶならどの時期?
最後に、中古で選ぶ時の考え方です。『結局どの時期がいいの?』という方に向けて、時期ごとに向いている人をまとめます。
| 時期 | 向いている人 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 前期(ガソリン) | 費用を抑えたい、ディーゼルのメンテナンスが不安 | 年式が古く、走行距離の差が大きい |
| 中期(LDA-CV1W) | ディーゼルの力強さが欲しい、旧顔が好き | e-Assistは無い。DPFの扱いに注意 |
| 後期(2019年2月〜2025年) | 安全装備と8速ATが欲しい | AdBlueの補充が必要 |
| 2026年改良モデル | S-AWCや新しいe-Assistが欲しい | 新車並みの価格になりやすい |
『どの時期でも、デリカD:5らしさは同じ?』と気になる方もいますよね。広い室内と4WDの走りという持ち味は、どの時期にも共通しています。違いが大きいのは、安全装備と変速機、そして燃料です。
ガソリン車を選ぶ場合のポイントは、ガソリン車を中古で買う時の記事で詳しく比べています。
時期を決めたら、在庫を年式や型式で絞って見ると、予算に合う候補が見つけやすくなります。
新車と迷っている方は、デリカD:5の値引き相場と限界額で今の総額の目安を確かめておくと、中古と公平に比べられます。
デリカD:5に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
デリカD:5への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
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よくある質問
デリカD:5の前期と後期の違いは何ですか?
前期はガソリン車だけの旧顔の時代、後期は2019年2月以降の新しい顔のディーゼル(3DA-CV1W・8速AT)です。e-Assistも後期から採用されています。
デリカD:5の中期型はいつからいつまでですか?
一般には、ディーゼルのLDA-CV1Wが加わった2013年1月から、ビッグマイナーチェンジ前の2019年1月までを指します。
CV1WとCV5Wの違いは何ですか?
CV1Wはディーゼル、CV5Wはガソリン車の型式です。CV1Wのうち、LDAは2019年1月までの6速AT、3DAは2019年2月以降の8速ATです。
後期2型とは何ですか?
2026年1月9日発売の大幅改良モデルをそう呼ぶことがあります。正式な呼び方ではありませんが、型式は3DA-CV1Wのままで、S-AWCや8インチ液晶メーターが付いています。
年式を確実に見分ける方法はありますか?
車検証の型式と初度登録年月を見るのが確実です。3DA-CV1Wの中で2026年改良モデルかどうかは、メーターや登録年月で確かめましょう。
まとめ
- 前期・中期・後期は正式な呼び方ではなく、区切りは人によって少し違う
- 前期はガソリン、中期はLDA-CV1W(6速AT)、後期は3DA-CV1W(8速AT)
- 2026年改良モデルは型式が同じ3DA-CV1Wでも、S-AWCや全幅1,815mmなど中身が違う
- 見分ける時は車検証の型式と初度登録年月を見る
- 内装部品は年式で合わないことがあるので適合を確かめる





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