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家族を乗せて長距離を走るなら、乗り心地と静かさはかなり大事ですよね。『デリカD:5って揺れるって聞くけど、本当?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、背が高く重い車なので、カーブや段差での揺れはミニバンの中でも感じやすい部類です。そのかわり、悪路や雪道ではどっしり落ち着いて走れます。
この記事では、三菱 デリカD:5の公式の数字をもとに、揺れや音が出やすい場面と、試乗で確かめたいことが分かります。
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デリカD:5の乗り心地に関わる数字を見てみる
乗り心地は感覚の話になりがちです。なので、まずは揺れや音に関わる数字を並べてみますね。
| 項目(2026年1月9日発売モデル・公式諸元) | 数値 |
|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,800×1,815×1,875mm |
| ホイールベース | 2,850mm |
| 最低地上高 | 185mm |
| 車両重量 | 1,950〜1,990kg(グレード・定員で違う) |
| タイヤ | 225/55R18(マッド&スノー・全車) |
| エンジン | 2.2Lクリーンディーゼル 4N14(145PS/380N・m) |
| 変速機 | 8速スポーツモードA/T |
| 駆動 | 4WD+S-AWC |
全高1,875mmと最低地上高185mmは、ふつうのミニバンより高めです。重心が上にあるぶん、カーブでは体が外側に持っていかれる感じが出やすいんです。
一方で、車重はおよそ2tあります。重い車は、小さな凹凸ではバタつきにくいという面もあります。
- 背が高いので、カーブや車線変更での横揺れは感じやすい
- 重さとホイールベース2,850mmで、直進はどっしりしている
- 静かさは「エンジン音」と「タイヤの音」で分けて見るとわかりやすい

揺れが気になるのはどんな場面?
『乗り心地が悪い』という声は、だいたい場面が決まっています。いつでも揺れるわけではないんです。
例えば、こんな場面です。
- 交差点を曲がる時や、高速道路の車線変更
- 連続するカーブが続く山道
- 道路のつなぎ目や、マンホールを越える時
- 後ろの席、特に3列目に座っている時
特に3列目は、後輪の真上あたりに座ることになります。段差の突き上げを一番感じやすい席なので、乗り物酔いしやすい家族がいるなら2列目に座ってもらうと楽ですよ。
逆に、高速道路をまっすぐ走る時は落ち着いています。ホイールベースが2,850mmと長めなので、前後の揺れがゆったりしているんです。
カーブ手前でしっかり減速し、曲がっている最中はアクセルを一定にするだけでも揺れはかなり減ります。運転の仕方で変わる部分も大きいんです。
なぜSUVっぽい乗り味なの?
デリカD:5は、ミニバンの室内とSUVの走破性を合わせた車として作られてきました。悪路を走れるように足まわりのストロークを確保しているので、乗用ミニバンとは乗り味の方向が少し違います。
よく比べられるアルファードやノア・ヴォクシーは、舗装路での快適さを優先した作りです。そこと同じ柔らかさを期待すると、『思っていたより硬い』と感じるかもしれません。
ただ、その硬さは悪路では安心感に変わります。砂利道や轍のある雪道でも、車がバタバタしにくいんです。
雪道や林道でどこまで走れるかは、悪路・雪道に強いかを数字で見た記事で詳しく書いています。
- 雪道や未舗装路を走る機会がある
- 重くどっしりした安定感が好き
- キャンプ道具を積んで遠出する
- 舗装路だけでふんわりした乗り味を求める
- 山道のカーブが多い通勤
- 3列目に毎日人を乗せる
静かさ(静粛性)はどうか
静かさは、音の出どころで分けて考えるとわかりやすいです。デリカD:5で話題になりやすいのは、エンジン音とタイヤの音の2つなんです。
| 音の種類 | 出やすい場面 | ポイント |
|---|---|---|
| ディーゼルのエンジン音 | 冷えている朝の始動直後・発進時 | 温まると落ち着く。車外では聞こえやすい |
| ロードノイズ(タイヤの音) | 荒れたアスファルト・高速道路 | マッド&スノータイヤは音が出やすい傾向 |
| 風切り音 | 高速道路・横風 | 背が高く面積が大きいぶん出やすい |
| ルーフキャリア等の音 | 社外品を付けた時 | 付け方で大きく変わる |
ディーゼルは、ガソリン車よりもカラカラという音が出やすいエンジンです。車内ではそこまで気にならないという声がある一方で、外で待っている家族からは『音が大きい』と言われることもあります。
ロードノイズは、タイヤ次第で変わる部分です。純正の225/55R18はマッド&スノー(M+S)なので、舗装路専用のタイヤよりは音が出やすい傾向があります。
静かさを優先したい人は、次のタイヤ交換の時に静粛性重視の銘柄を選ぶ手もあります。タイヤの選び方はタイヤサイズと交換費用の記事にまとめました。
静かさを上げるためにできること
『買ったあとで、もう少し静かにできないの?』と考える方もいますよね。大がかりな改造をしなくても、できることはいくつかあります。
- タイヤ交換の時に、静粛性を重視したSUV向けの銘柄を選ぶ
- 空気圧を指定値に保つ(低すぎると音も乗り心地も悪くなりがち)
- ルーフキャリアなどの社外品は、使わない時期は外しておく
- ドアまわりのゴムに傷みがないか、点検の時に見てもらう
特にタイヤは効果を感じやすいところです。ただ、静かさ重視のタイヤは雪道や未舗装路には向かないことも多いので、使い方とのバランスで選んでみてください。
ドアや床に吸音材を貼る加工を専門店で行う人もいます。効果や費用は施工内容で大きく変わるので、内容と見積もりを確かめてから決めましょう。
年式で乗り心地は変わる?
中古も含めて検討している方は、年式による違いも気になりますよね。デリカD:5は2007年からフルモデルチェンジしていませんが、中身は少しずつ変わっています。
| 時期 | パワートレイン | 乗り心地・静かさで気にしたい点 |
|---|---|---|
| 2007年〜 ガソリン車 | 2.4L/2.0Lガソリン+CVT | ディーゼルより静か。2WDもあった |
| 2013年〜 中期ディーゼル | 2.2Lディーゼル(148PS/360N・m)+6速AT | トルクは太いが、変速の段数は少なめ |
| 2019年2月〜 | 2.2Lディーゼル+8速AT | 変速がなめらかになり、巡航時の回転が下がった |
| 2026年1月〜 | 同上+S-AWC | 4つのドライブモードを選べる |
2019年2月以降は8速ATになり、高速道路で回転数を低く保ちやすくなりました。エンジン音の面では、それ以前より落ち着いています。
静かさを最優先にするなら、ガソリン車という選択肢もあります。ただ、2019年で生産が終わっているので、中古で状態を見て選ぶことになりますね。
中古車は、年式よりも個体の状態で乗り心地が変わることも多いです。ショックアブソーバーやブッシュ類が傷んでいると、揺れが収まりにくくなります。
段差のあとにフワフワと揺れが続く車は、足まわりの点検歴を販売店に聞いてみてください。
2026年1月改良モデルでサスペンションの設定がどう変わったかは、公式の諸元表からは読み取れません。気になる方は、試乗で旧型と乗り比べるのが確実です。
2026年1月改良モデルでは、S-AWCとドライブモードが加わりました。雪道や砂利道で車の動きを落ち着かせる仕組みなので、滑りやすい路面での安心感は増えています。
ふだんの舗装路での乗り心地とは別の話なので、そこは分けて考えておきましょう。
乗る人と荷物で変わること
『試乗した時はよかったのに、家族を乗せたら印象が違った』ということもあります。車は乗る人数と荷物で、揺れ方が変わるんです。
空いている時は、後ろが軽くて段差で跳ねる感じが出ることも。逆に家族と荷物を満載すると、沈み込みが増えて動きがゆったりします。
もう1つ、牽引する時は後ろにかかる重さが増えます。トレーラーを引く予定がある方は、牽引能力とヒッチメンバーの記事もあわせて読んでみてください。
例えば、販売店でこんなふうに聞いてみるのもいいですよ。
「家族5人でいつも乗るんですが、後ろの席にも乗って試乗できますか?」
「はい、ご家族で後席に乗っていただいても大丈夫です」
運転席だけで判断しないのが、後悔しないコツなんです。
座る席ごとの感じ方の違い
同じ車でも、どの席に座るかで乗り心地の印象はかなり変わります。家族で乗るなら、席ごとの違いも知っておくと安心ですよ。
| 席 | 感じやすいこと | ひとこと |
|---|---|---|
| 運転席 | 横揺れは少なめに感じる | 自分で操作するので酔いにくい |
| 助手席 | 前の景色が見えて楽 | 視点が高く見晴らしがいい |
| 2列目 | 揺れはほどほど | 7人乗りのキャプテンシートは座り心地がいい |
| 3列目 | 段差の突き上げ・横揺れ | 長距離は大人だと疲れやすい |
2列目の座り心地は、7人乗り(キャプテンシート)と8人乗り(ベンチ)でも違います。どちらにするか迷っている方は、試乗の時に両方座ってみてください。
試乗で確かめておきたいこと
乗り心地は、カタログの数字だけでは決めきれません。試乗の時間は短いので、見るところを先に決めておきましょう。
- 2列目・3列目にも座って、段差の突き上げを確かめる
- 交差点を曲がる時の横揺れを確かめる
- 冷えた状態のエンジン音を車外で聞いてみる
- 荒れた路面でタイヤの音を聞く
- 可能なら高速道路か幹線道路で巡航してみる
試乗コースが市街地だけの店もあります。『高速を走れないの?』と思ったら、遠慮なく相談してみてください。
購入を前向きに考えているなら、値引きの話もいずれ出てきます。交渉の順番はデリカD:5の値引き相場と交渉の順番で確認しておくと安心ですよ。
サイズ感もあわせて確かめたい方は、デリカD:5のサイズ一覧もどうぞ。

デリカD:5に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
デリカD:5への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
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よくある質問
デリカD:5は乗り心地が悪いと言われるのはなぜですか?
全高1,875mmと背が高く、悪路向けの足まわりなので、カーブや段差で揺れを感じやすいからです。舗装路向けのミニバンと比べると硬めに感じる人がいます。直進の安定感は高めです。
デリカD:5の静粛性はどうですか?
ディーゼルなので、冷えている時の始動直後や発進時はエンジン音が聞こえやすいです。走り出して温まると落ち着きます。ロードノイズはタイヤの銘柄でも変わります。
3列目の乗り心地はどうですか?
後輪の近くに座るので、段差の突き上げを一番感じやすい席です。長距離で酔いやすい人がいる時は、2列目に座ってもらうと楽になります。
2019年より前の年式は乗り心地が違いますか?
2019年2月以降のディーゼル車は8速ATになり、それ以前は6速ATです。巡航時の回転数やエンジン音に違いがあるので、中古で選ぶ時は年式を変えて乗り比べてみてください。
乗り心地をよくする方法はありますか?
タイヤを静粛性重視の銘柄にする、空気圧を指定値に保つ、カーブ手前で減速するなどで変わります。足まわりの社外品に替える場合は、車検に通るかを専門店で確認しましょう。
まとめ
- デリカD:5は全高1,875mm・車重約2tで、横揺れは感じやすいが直進はどっしり
- 揺れやすいのはカーブ・車線変更・段差、そして3列目
- 静かさはエンジン音とロードノイズに分けて見る。タイヤで変わる部分もある
- 2019年2月以降は8速ATで、巡航時の回転が下がった
- 試乗では後席にも座り、冷えたエンジン音と荒れた路面の音を確かめる





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