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デリカD:5を検討していて、『4WDって選べるの?2WDの方が安いのでは』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、三菱 デリカD:5の現行型(2026年1月9日発売の改良モデル)は全車4WDで、2WDはありません。しかも4WDの制御が「S-AWC」という新しい仕組みに変わりました。
この記事を読めば、現行と改良前、中古の2WDまで、駆動方式の違いが1枚の表で分かります。
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デリカD:5の駆動方式は4WDだけ?2WDはある?
まず一番気になるところからです。現行のデリカD:5は、G・G-Power Package・Pの3グレードすべてが4WDなんです。
パワートレインも1種類だけで、2.2Lクリーンディーゼル(4N14)と8速AT、そして4WDの組み合わせです。ガソリン車も2WD(FF)も、いまの新車ラインナップにはありません。
- 現行(2026年1月改良モデル・3DA-CV1W)は全車4WD+S-AWC
- 2WDはガソリン車にだけあった仕様で、2019年10月に廃止
- 2WDのデリカD:5が欲しいなら中古車を探すことになる
『じゃあ2WDのデリカD:5は存在しなかったの?』と思うかもしれません。実はありました。
2007年1月に発売されたガソリン車は当初4WDだけでしたが、同じ年の5月22日に2WDが追加されています。その後、2019年10月23日にガソリン車の生産終了が発表され、同時に2WDもなくなりました。
年式別の駆動方式を一覧で
| 時期 | 型式 | エンジン | 変速機 | 駆動 |
|---|---|---|---|---|
| 前期(2007年1月〜) | DBA-CV5W ほか | 2.4L ガソリン(4B12) | CVT | 4WD(2007年5月に2WD追加) |
| 中期(2013年1月〜) | LDA-CV1W | 2.2L ディーゼル(4N14) | 6速AT | 4WDのみ |
| 2019年2月改良後 | 3DA-CV1W | 2.2L ディーゼル(4N14) | 8速AT | 4WDのみ |
| 現行(2026年1月〜) | 3DA-CV1W | 2.2L ディーゼル(4N14) | 8速AT | 4WD+S-AWC |
ディーゼル車は、2013年の登場から一度も2WDを用意していません。「デリカD:5のFF」を探している場合は、ガソリン車の2WDが対象になります。
ガソリン車の中身はガソリン車を中古で買う時の注意点で詳しく比べています。
S-AWCって何?いままでの4WDと何が違う?
S-AWCは「Super-All Wheel Control」の略です。名前だけ聞くと難しそうですよね。
ざっくり言うと、4WDの前後の配分に加えて、左右のタイヤの力やブレーキまで一緒に調整する仕組みです。
曲がる・止まる・滑りにくいを、車がまとめて面倒を見てくれるんです。
S-AWCがまとめて動かしているもの
- 電子制御4WD:前輪と後輪への力の配り方を変える
- AYC(アクティブヨーコントロール):ブレーキで左右の回り込みを助ける
- ASC(アクティブスタビリティコントロール):横滑りを抑える
- ABS:急ブレーキでタイヤがロックするのを防ぐ
改良前のデリカD:5も電子制御4WDでした。ただ、それぞれの制御が個別に働いていたのに対して、現行はひとまとめに判断する点が変わったところです。
例えば、雪の交差点で右折する場面を考えてみてください。前輪が外へ逃げそうになった時、後輪への配分を変えるだけでなく、内側のタイヤにブレーキを少しかけて向きを変えやすくします。
運転している側は特に何もしません。ハンドルを切っていつも通りに踏むだけです。

「常に4WD」なの?
『普段の街乗りでもずっと4WDで走っているの?燃費が悪くならない?』という疑問もよく見かけます。
電子制御4WDは、路面や走り方に合わせて前後の配分を変える仕組みです。乾いた舗装路で一定速度なら前輪寄り、発進や滑りやすい路面では後輪にも多めに配る、という動き方をします。
そのため「常にがっちり4WDに固定」ではありません。燃費は現行全グレード共通でWLTC 12.9km/L(国土交通省審査値)です。
実際の燃費については実燃費とカタログ値の差の記事でまとめています。
4つのドライブモードはどう使い分ける?
現行のデリカD:5には、NORMAL・ECO・GRAVEL・SNOWの4つのドライブモードがあります。どれを選べばいいか、迷いますよね。
基本は「普段はNORMALかECO、路面が悪い時だけ切り替える」と覚えておけば大丈夫です。
| モード | 向いている場面 | 使い方の目安 |
|---|---|---|
| NORMAL | 舗装路の街乗り・高速道路 | 迷ったらこれ |
| ECO | 渋滞が多い通勤・燃費を意識したい時 | アクセルの反応を穏やかにしたい時 |
| GRAVEL | 砂利道・林道・未舗装のキャンプ場 | 舗装路に戻ったらNORMALへ |
| SNOW | 雪道・凍結路・圧雪路 | 冬の峠や雪国の生活道路 |
モードの細かな制御内容(どれだけ配分を変えるか)は公式に数値が出ていません。この記事でも数字は書かず、場面で選ぶ目安だけにしています。
- 高速道路はNORMALで走る
- 峠道に雪が出てきたらSNOWへ切り替える
- キャンプ場の砂利の場内ではGRAVELに
- 帰りの舗装路に出たらNORMALへ戻す
下り坂で頼れるヒルディセントコントロール
現行モデルでは、ヒルディセントコントロールも追加されました。急な下り坂で、車が一定の低い速度を保つように自動でブレーキを調整してくれる機能です。
「ブレーキを踏みっぱなしで下るのが怖い」という方には、ここが心強いところです。上り坂の発進で後ろに下がりにくいヒルスタートアシストも全車標準です。
悪路での実際の強さは悪路・雪道での走破性で、最低地上高185mmやアプローチアングルと合わせて見ています。

「4駆の切り替え」は改良前と現行で違う
中古車を見ていると、『センターのスイッチで2WDと4WDを切り替えられる』という話を目にすることがあります。これは改良前のモデルの話なんです。
改良前のデリカD:5は、スイッチで2WD・4WDオート・4WDロックを選ぶ方式でした。年式によって表記が少し違うことがあるので、気になる車は取扱説明書で確かめるのが確実です。
- 電子制御4WD
- 2WD・4WDオート・4WDロックを手動で選ぶ
- ドライバーが路面を見て判断する
- 電子制御4WD+S-AWC
- NORMAL・ECO・GRAVEL・SNOWの4モード
- 路面に合わせたモードを選び、配分は車が判断する
ここで注意したいのが、現行モデルにも「2WDで走るスイッチ」があるかどうかです。公式情報で示されているのは4つのドライブモードだけでした。
2WD固定やロックに相当する操作の有無は、販売店の実車か取扱説明書で確かめておきましょう。「前のデリカは2WDにできたから今回も」と思い込むと、試乗の時に戸惑うかもしれません。
「4WD」と書いてあっても、ガソリン車の2WDが混ざっている広告を見かけることがあります。車検証の型式と、販売店での駆動方式の表記を忘れずに突き合わせておきましょう。
型式の読み方は前期・中期・後期の見分け方で詳しく説明しています。
4WDはグレードで違いがある?
『Pだけ4WDの性能が良い、ということはある?』と聞かれることがあります。答えはいいえです。
現行の3グレードは、エンジン・変速機・4WD+S-AWC・ドライブモードがすべて共通です。タイヤも全車225/55R18のマッド&スノーです。
| 項目 | G | G-Power Package | P |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 4,510,000円 | 4,746,500円 | 4,944,500円 |
| 駆動 | 4WD+S-AWC | 4WD+S-AWC | 4WD+S-AWC |
| ドライブモード | 4モード | 4モード | 4モード |
| ヒルディセントコントロール | 標準 | 標準 | 標準 |
| タイヤ | 225/55R18 | 225/55R18 | 225/55R18 |
| 車両重量(7人/8人) | 1,950/1,960kg | 1,980/1,990kg | 1,980/1,990kg |
価格は2026年1月9日発売モデルのメーカー希望小売価格(消費税込)です。7人乗りと8人乗りは同じ価格になっています。
つまり、雪国に住んでいるから上のグレードを選ぶ、という必要はありません。グレードの差は電動サイドステップやシート、BSW/LCAなどの装備側にあります。
その中身はG・G-Power Package・Pの違いで比べています。乗車人数で迷っている方は7人乗りと8人乗りの違いも合わせて読んでみてください。

4WDが活きる人、そこまで要らない人
ここまで読んで、『自分に4WDのデリカD:5は合っているのかな』と感じた方もいるかもしれません。
ポイントは「4WDだけで選ぶ車ではない」ことです。現行は全車4WDなので、デリカD:5を選んだ時点で4WDは付いてきます。
- 雪国に住んでいる、冬にスキー場へよく行く
- キャンプ場や河原、林道など未舗装路へ出かける
- 坂の多い地域で、雨の日の発進が気になる
- 家族を乗せて天候を気にせず遠出したい
逆に、都市部の平坦な道しか走らない方にとっては、4WDの出番は多くありません。それでも、雨の高速道路での安定感は日常でも感じやすい場面です。
例えばこんな会話をよく耳にします。
「雪の日しか4WDは要らないかな」
「でも、雨の合流でふらつかないのは毎日うれしいですよ」
燃料は軽油、タンク容量は64Lです。4WDだからといって特別な維持費がかかるわけではありませんが、AdBlue(尿素水)の補充は必要になります。
2WDのデリカD:5はガソリン車だけで、最新でも2019年の生産終了までの年式です。年式が古くなる分、走行距離と整備記録の確認が大事になります。
見積もりを取る前に確かめておきたいこと
4WDの仕組みが分かったら、次はグレードと総額です。現行の価格帯は451万〜494万4,500円(消費税込)なので、駆動方式で迷う必要はありません。
ここが大事なところです。比べるべきは「どのグレードで、どの装備を足すか」と「値引きと下取りを含めた総額」なんです。
- 乗車人数から7人乗りか8人乗りかを決める
- G・G-Power Package・Pのどれにするか候補を絞る
- 有料色(+55,000円または+77,000円)を選ぶか決める
- 複数の販売店で同じ条件の見積もりを取って比べる
試乗できるなら、ドライブモードの切り替えスイッチの位置と操作感も見ておきましょう。冬に初めて使う時に慌てずに済みます。
値引きの相場や交渉の順番はデリカD:5の値引き相場と限界額でまとめています。見積書を受け取る前に一度目を通しておくと、条件を比べやすくなります。
デリカD:5に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
デリカD:5への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
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すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
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ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
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よくある質問
デリカD:5に2WD(FF)の新車はありますか?
ありません。現行の2026年1月改良モデルは全グレード4WDです。2WDはガソリン車にだけあり、2019年10月に廃止されています。
デリカD:5は常に4WDで走っているのですか?
電子制御4WDなので、路面や走り方に合わせて前後の配分を変えています。がっちり固定した4WDではありません。
S-AWCはどのグレードに付いていますか?
G・G-Power Package・Pの全グレードに標準です。グレードによる駆動系の違いはありません。
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ディーゼル車に2WDがあった時期はありますか?
ありません。ディーゼル車は2013年1月の登場からずっと4WDのみです。
まとめ
- 現行のデリカD:5は全車4WDで、2026年1月改良モデルからS-AWCを採用
- ドライブモードはNORMAL・ECO・GRAVEL・SNOWの4つ
- 2WDはガソリン車だけの仕様で、2019年10月に廃止
- 改良前は2WD・4WDオート・4WDロックを選ぶ方式
- 4WD関連の装備はG・G-Power Package・Pで共通。グレード差は装備側





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